※ツェチュ=お祭り
ブータンには、全部で20のゾンカク(県)があります。
それぞれのゾンカクにひとつずつ
ゾン(県庁・役所 兼 お坊さんの学校)
があります。
12月は、どうやらお祭りのシーズンらしく、
いろんなゾンで、毎週のように
ツェチュがあります。
今ブータンは乾季なので、
寒いですが昼間はとてもよく晴れています。
お祭りにピッタリの、カラッとした天気です。
ヨーロッパからの観光客の方々がたくさん来ています。
★マスクダンス
こちらは首都ティンプーのツェチュです。
(実はこれは10月です)
マスクをつけた踊り子たちが、
死後の世界を描いたストーリーを元に
一日中踊っています。
そして、さすが首都なだけあって
ティンプー市内、国内、そして国外からも
たーーくさんの人が来ていました。
↑踊り子たちはこんなマスクをつけます。
★スペシャルなキラ
ツェチュのときは、女性も男性も、
いつもよりスペシャルなキラやゴを着ています。
模様やパターンがたくさん入っていたり、
柄が大きくてきらびやかだったりと、
お祭りのお祝いの雰囲気にふさわしい感じです。
女性のみなさんは、ツェチュ用のキラを
しっかり持っていらっしゃいます!
きっとお気に入りなんでしょうね♡
お値段はどんな生地か、どんな模様かによりますが、
50000ニュルタム〜
(だいたい1.6倍で日本の円、つまり80000円〜)
と聞きました。
手織りのキラは手間がかかっているので、
それくらいするのも納得です。
★出店(屋台?)
日本のお祭りのように、
ツェチュの間は地元の人々が様々なお店を出します。
食べ物しかり、日用品しかり。
さすがブータン、日用品は
仏教に関するものが多いです。
↑こちらは、賭け事で遊んでいます。
ちょっとしたギャンブル、ですね。
★ミニ遊園地?
子ども向けに、遊具が出ています。
↑こちらは観覧車、、、ですが、手動です。笑
子供が落ちたら、、、だれが責任とるのかな、とか、
つい思ってしまいますが
ここの人たちはそんなの気にしません。
ここの人たちは、みんなで集まってなにかすることがとても好きだと思います。
だから、お祭りは家族や友達と
みーんなで出かけて、
朝から夕方まで踊りを見たり、
遊んだりします。
最大の娯楽だと思います。
仏教についてより理解が深まっているなと
感じます。