途上国ライフ

図工と体育と、ときどき英語。元公立中学校教諭、現途上国の小学校の先生。

【日常つれづれ】あと1年、任期折り返しで思うこと

一時帰国中、のんびり実家で過ごしたり
会いたい人に会いに行ったり
飲み会に参加したり
おいしいものを食べまくったり
爆買いをしたりしながら過ごしました。


ブータンにいるとき、
喉から手が出るほどほしかった、日本のもの。
考えただけで幸せになるほど、食べたくて仕方なかった日本のアイスクリーム。笑


全部買ったし、全部食べました。笑


あ〜、満たされた〜!!!

そして思った、やはり日本はすごい。
すごい、すごい。
何が? と言われると、うまくは説明できないけれど。


この国に生まれて、
私の母国は日本です、と言えること、
よかったな、って思います。


、、、でも、これって運ですよね。
自分がどこに生まれるかなんて、
自分では決められないわけで。
みんな、生まれた場所が自動的に自分のふるさとになり、
その場所で育ち、生活するうちに
そこのものがすべて自分の価値基準になっていくのですよね。



外国にはたくさん行ったことがあります。
留学やインターンもあったけれど、
そのほとんどが旅行で。


好きだから。


知らない世界を見ることが好きだから。

そして今回は2年間の途上国支援で。
一時帰国のあと、またブータンへ戻ります。

長く住んでみて初めてわかる、
その国の人の考え方や、生き方の基準。
日本とはまるで違うけれど、
日本でかんたんにできることや手に入るものが
他の国ではできなかったり手に入らなかったりするけれど。


それでもその中でどう生きるのか、
何をすることが自分たちの幸せにつながるのか、
彼らはちゃんと自分で決めているし
わかっているのです。


やりたいことをやる。
やりたくないことはやらない。


そうやって生きる姿をたくさん見てきました。


日本は、恵まれている分
選択肢が多くて、迷ってしまって、
せっかく素敵な国に生まれているのに
モヤモヤしながら生きている人がいるのかもしれないなぁ、と思いました。



でも、もちろん、頑張って生きているのは
どの国の人も同じ!
与えられた有限な時間だから、
どうせなら楽しくしたい!


もっと、シンプルでいいじゃん。
やりたいことに正直に生きてもいいじゃん。
我慢しなくていいじゃん。


ブータンでの1年を経て、
より、そう思うようになっています。



つい周りが気になってしまう性格だけれど、

比べない。

私は私の人生!!!

ブータンの人たちがそうしているように、
自分の幸せを見つける。
一生、勉強です。





一度、就職していた自分を捨てたけれど、
それを決めたのは他の誰でもない自分。
誰も私にブータンに行けと頼んでない。
自分で決めたのです。
やりたかったことだから。


迷いもあるし、不安もあるし、
帰りたくもなるけれど、
自分で決めたのだから、
あと1年、ブータンで生きます。





さらに、2020年は、
自分の強みを見つけてさらに伸ばす年にしたいです。

・何が好き?
・何をしているときが楽しい?
・何の仕事をして生きていきたい?

たくさん自分に問いかけて、
自分のブレない、負けない軸を作ります。
軸を強くするために、勉強します。


そして、あと1年で、
どんな小さなことでもいいから、
私の任地に何か残せるように
意識して生活していきたいです。





また今年も細々と更新していきます!
どうぞよろしくお願いします。