途上国ライフ

図工と体育と、ときどき英語。元公立中学校教諭、現途上国の小学校の先生。

ブータンへ向けていざ出国 迷い、決断した日々

はじめまして、cradleです!


今日から2年間、南アジアの小さな国『ブータン王国』に行ってきます。
首都から遠く離れた村の小学校で働かせていただきます。

成田空港に向かう電車の中で、この記事を書いています。

この日を迎えるにあたり、いろんな出会い、
決断、覚悟をしてきました。

今日から2年間の滞在だというのに、
ワクワクとか不安とかはそんなに大きくなくて。
明日からも日本でいつも通りの日々があるような、
不思議な気分です。



さかのぼれば、はじめて『海外で働きたい!』と思ったのは、
いつのことだったかはっきり覚えていないくらい昔のことです。

きっかけは、英語が好きだったこと。
海外旅行をして、英語で話したら、
違う国の人ともコミュニケーションができた。
そんな英語の楽しさを伝えたくて、
中学校の先生になりました。
同僚の先生や生徒に恵まれ、
つらいこともあったけれどすばらしい日々でした。
6年間、中学校の先生として勤め、最後の年に卒業生を送り出しました。

卒業生を出したあと、自転車操業で毎日目まぐるしく過ごしてきた日々に
ぽっかり空いた穴を感じました。喪失感、というか、なんというか。

『このままでいいのか...? 私、やりたいことあったんじゃなかった...?』
やりたいことをやらないと後悔する、
『やらない後悔よりやって後悔』がモットーの私。
そう、子どもたちにも伝えてきました。
子どもには言うくせに、自分は挑戦できていないじゃないか。

思い切って退職し、違う世界に飛び込んでみることにしました。

何年もの間、ずっと心のどこかで挑戦したいと思ってきたこと。
目の前にするとちょっと心配になります。

でも。人生は一度きり!
飛び込むと決めたからにはとことんやってきます。
自分の経験が、現地の方の役に立つように。
現地の子どもたちを笑顔にできるように。
到着したら、現地から発信していけるように頑張ります!