【日常つれづれ】ブータン東部デイリーライフ
今日ご紹介するのは、ごく普通のありふれた毎日の生活風景。
すべて私の住む村で撮りました。
まずはこちら↓をご覧ください。
【野生動物】
人よりも動物が多いときがあります。
闊歩する牛に対してクラクションが鳴らされることもしばしば。
牛の親子に癒やされたり、
草をむしゃむしゃと食べる音に不思議なかわいさを感じたり。
↑これ、通学路です
↑学校の敷地の中にもいーっぱい。
しかし!気をつけなければならないのは足元です。
道路は基本的に牛のう○ちだらけです。
下を見ながら歩かないと確実に踏みます。
歩きスマホは厳禁です。笑
乾いているものなら、まだいいんですが、
新しいものは、ね、、、笑
あとはご想像におまかせ。
【ドライチリ袋詰め】
これらは売り物になります。
商店の皆さまが1キロずつ詰めています。
1キロ280ニュルタム(460円相当)だそうです。
【アラ 〜ブータンのお酒〜】
日本で言う日本酒のようなかんじで、
あたためるときはまず油でジューっと卵を炒め、
そこにアラを加えます。
だから黄色くなります!
アラゴンドーと言います。
ゴンドーはゾンカ語で卵の意味です。
あたためずにそのまま飲むこともあります。
家庭によってアラの味やアルコールの強さは違いますが、
アラは基本的にけっこう強めなのです。
私はブータンではお酒を買って家で飲むことはないのですが、
誰かの家に行くと必ずいただくことになります。
連続で何日も飲むと肝機能が落ちる気がします。笑
お酒はほどほどに、ですね!
【謎のたべもの】
これはなんでしょう?
お芋ではありませんよ〜
グラウンドアップル、といいます!
そう、りんごです。
名前の通り木になるのではなく地中から掘るりんごです。
見た感じどう見てもお芋なのですが、
かじってみるとみずみずしい!
水分がジュワッと出てきます。
そしてほのかに甘いです。
続いてはこちら。なーんだ?
モチモチしていました。
タピオカだそうです!
【ブータン流暖房】
ボカリ、と呼んでいます。
薪ストーブのようなものです。
とってもあったかい!
冬はこれを使って家族みんなで温まりながら過ごしています。
しっかり排気口もあるので安心です。
【奥様たちの得意技】
ブータンの伝統衣装は、奥様たちによって支えられています。
もちろん機械織りもあるのですが、
人の手によって織られたものは機械織りよりも高いです。
↑こちらはキラを織っているところ。
とっても時間がかかりますが、
村の奥様たちはほとんどお家でこのように織って、売ったり、それを旦那さんや子どもが着たり、自分で着たりしています。
こんな地道な、細やかな作業、私にはできそうもありません。尊敬です。
【リサイクルプレート】
食べ終わったあとの写真ですみません。
このお皿は、バナナの木の皮でできているそうです。
使ったらそのまま捨てるか、または洗って再利用。
けっこう丈夫でした!
他のリサイクルとしては、広告や雑誌、新聞の紙で編んだかごバッグがあります。
最後に、【ブータン飯特集】
すべて村人のお宅や先生のお宅、外でいただいたものです!笑
↑緑はチリ、唐辛子です。
↑左はドライフィッシュ、右はレッドチリ。油であげてあります
↑ローカルチーズの油煮込み
↑学校に新しく来た先生へのウェルカムディナー!
ブータンでは、みんなで集まってご飯を食べるとき、
このように作ったお鍋ごと置いて、
端っこから並んで自分の分をプレートにとっていきます。
↑最終的にはこんな感じです。
私はこれくらいにしていますが、
みなさんのプレートはお米が山盛りです!
↑こちらは同僚の先生のお誕生日会に呼ばれたときのもの。
見事にどのおかずにもレッドチリが入っています。
ブータンを感じずにはいられない!笑
チリがないと味が感じられないんだそうです。
まとまりがなくなってしまいましたが
日常のご紹介でした。
もうすぐ3月なのにまだまだ寒いなぁと思ったら
向こうの山のてっぺんには雪が。
今日も元気です!
いつもありがとうございます。