金曜日の学校終わり。
ランジュン(地名、私の住む村の隣の山) 行く?と
同僚の先生から電話がありました。
行ったことがない場所に行くのが好きな私は
即決で行く!と答え、連れて行ってもらうことに。
車で1時間くらいの場所です。
どうやら一年に一度の仏教のお祭りをしているようです。
僧院がライトアップされていました。
カラフルな旗は、お祝い事の証拠です。
到着したときには、建物の中は人がいーっぱいで入れませんでした。
だから、↑このように建物の外に座ります。
みんな、このために段ボールやビニールシートを準備してきています。
私も座らせてもらいました。
↑このオレンジのユニフォームの方々は、
地元のボランティアです。
隊列指示、ごみ拾い、案内役など平和と安全を守るための活動をしています。
大人だけではなく、学生もいます。
普段は皆さんそれぞれの仕事をしていますが、
何か大きなイベントがあると、自主的にこの役割を買って出ています。
日本でいう消防団のようなものでしょうか。
うーん、中の様子、見えそうで見えない!
中ではリンポチェと呼ばれる仏教の偉い先生が中でお経を唱えたり、
マスクダンスが行われたりしていたそうです。
ひと通り終わったら、リンポチェが外に出てきて、米粒を大衆みんなに向かって投げながら僧院の建物を3周します。
その米粒が座っている私たちに降りかかることで、
私たちは恩恵を受け、体についた悪いものが流れ、守られる、ということだそうです。
お祓いのような感じでしょうか。
リンポチェが中に入ると、今度は私たちが建物の周りを3周する番です。
僧院の正面入口。
バナーがありました。
入口横には、中に入れない人のために、
スクリーンが用意されていました。
これで、外に座っていても中の様子がわかります。
といっても、この面のみですが、、、
僧院の近くにはチョルテン。
いくつも並んでいます。
普通は1つしかありませんが、
たまにこのように並んでたっている場所があります。
ブータンでは、チョルテンがあるとそこを時計回りに3周回るのが慣習です。
そうすると、いいことがある、悪いものから守られると信じられています。
さぁ、次は小腹がすいたのでご飯です。
近くに、一時的に出店広場のようなものがあります。
食べ物、賭け事、日用品売り場などさまざまです。
中央に見える建物は僧院のライトアップです。
こちらは飲食店ブース
こちらは日用品ブース
いかにもお祭り!という感じですよね。
飲食店ブースでモモ(ブータン流餃子)を
いただいて、家に帰りました。
お祭りへの参加は久しぶりでしたが、
楽しかったです!
そして同時にこの国の仏教事情について、
毎回考えさせられます。
答えは出ないけれど。
ブータンは国民の97%が仏教を信じているという、
比率的にはとんでもなく高い仏教国。
そしてみんな、みんな、知識が深い!!
私が1質問すると10答えてくれます。
基本的におしゃべりが好きなので、
止めなければ仏教について30分、いや1時間くらいしゃべり続けます。
それだけ話せるって、すごいですよね!
またひとつ大切な経験をさせてもらいました。
同僚の先生、ありがとうございます!