12月からの冬休みが終わり、今日から新年度スタートです!
学校再開に合わせて、私も
首都でのドミトリー生活から2泊3日かけて任地に戻りました。
初めはただただ長いと思ったこの移動も、今では何とも思わなくなっています。笑
昨日、校長先生や仲良くしてくれた先生に
「戻りました!明日から学校でまたよろしくお願いします!」と
メッセージを送って、いざ出陣。
冬休み前、いつも学校に行くのは8時くらいだったので、
今日もそれくらいの時間に着くように家を出ました。
寮生の子どもたちが戻ってくるのは明々後日とのことで、
学校までの道も、村も、しーんと静まり返っています。
新年度だから、ミーティングでもあるのかなあ、と思いながら学校へ。
ところが!
下のキャンパス(小学校、私がメインで活動している)の
職員室がある建物は鍵がかかっています。
誰もいない。
。。。ん?あれ?今日からだよね?
もしかして、初日だから上のキャンバス(中・高)にみんないるのかも!
上に移動(徒歩15分)
やはり静まり返っている。
そこで、用務員さんに遭遇!
ほっとして、「クズザンポー!久しぶり、元気だった?」とあいさつし
知っている限りの現地語とジェスチャーで「今日は何があるの?」と質問。
「ミーティングだよ。9:30からだよ」
え~。だから人の気配がないのか~。
メッセージしたときに教えてよぉ。という気持ちを飲み込み、
じゃあ時間までおしゃべりしていよう!と切り替え。
異動で新しく来ていた先生がいたので、あいさつとおしゃべり。
そこで、上の校長先生が登場。
「あと一年、今年もよろしくお願いします」とあいさつ。
校長「ところで君は今年は下のキャンパスで活動するんだよね?」
私 「はい、冬休み前に話し合った通り、そのつもりです。
でも、いったん下の校長先生に確認してみます。」
「今日は上の先生も下の先生もみんなここでミーティングなんですよね?」
校長「下のことはわからないよ。今年から完全に上下が分離しているからね」
私 「わかりました、ではいったん下に行ってみます。」
ふたたび下に移動。
このときは先生たちが数名来ていました。
例の通りあいさつをしたら、
「今日はやることが何もないよ、帰っていいよ」と。
え~!! ざい~!!(←驚きを表す感嘆詞。まじ? みたいな感じ)
入学の手続きに来る親子が何組かいて、
その対応をしてはいたけれど、
基本的にはイスを外に出してひなたぼっことおしゃべり。
「日本に帰っていたんだよね。コロナウイルス持って帰ってきてないよね?」
なんて言われました。笑
その前にこっちに戻ってきてるから大丈夫です!!
こんな日でも、しっかりティータイムはありました。笑
全然働いていないのにティー飲んでいいのかな。
そう思ってしまう日本人の私。
ためしに「授業はいつから始まるの?」と聞いてみたら、
「たぶん3月だよ~。毎年そんな感じだから。」
え~!! ざい~!!(その②)
そうだ。2月下旬にキングのお誕生日があるのです。
去年も、赴任直後にお祝いの行事があったなあ。
歌とダンスをしていたなあ。
きっと、2月いっぱいはそれに向けて練習するのでしょう。
「授業は、2月からやっても3月からやってもどうせシラバス終わらないからw」
まじ。。。
では、この1か月は、私は何をしたらいいんだ!???
先生たちはいったい何をするんだろう!???
これでもお給料はもらっているんだよね!???
今日下の校長先生から言われたこと。
「子どもが来るのは明々後日だから、それまでは来なくてもいいよ。
来たかったら、明日は9時くらいに来たらいいよ。」
→ 時間の使い方について考えさせられます。
本当にすることがないから、家で勉強したり、授業準備したりしたほうが
有意義ではないか。
「今年は君は上のキャンパスに行ったほうがいいと思うよ。
下のキャンパスで授業するのは退屈でしょ。」
→ いやいや大変だけれど退屈ではない!
それじゃ私が冬休み前にしてきた図工と体育の種まきが無駄になってしまう!
以前話し合いをしたように、私は今年も下でやりたい、と伝えました。
午後は、水道管の工事の人が来るから待機しているようにと
昨日大家さんから言われていたので、
学校に行かずに家で待機。
しかし、待てど暮らせど来ない。
。。。
『ま~、そうだよね~、こんなもんだよね~』
と、開き直る私。
いろいろびっくりすることがあった初日。
でも、こんなもんだと、で~んと構えられた自分を褒めてあげたい。笑
これが、新しい価値観、そう、去年1年で得た財産なのかもしれません。
何がいい、何が悪い、という話ではないのです。
ただ、違うだけ。
この国のこんなのんびりしているところも、ちょっと好きになってきてる。
違いを知る。違いを認める。違いを受け止める。
それができたら、今より少し、ステキな世界になるのかも!!♡